2004-01-01から1年間の記事一覧

ちょっと止まってます

のぞいていただいてありがとうございます。しばらく更新が止まっていますが、必ず復活する予定です。 って言っても誰も期待していないかもしれませんが 自分で自分に365冊は書き続けると ノルマを課しているので 何がなんでも365冊は書評をあげます。 …

電車男

世の中で話題になっているのは知っていましたし 大まかにはどんなストーリーでどうなるのかは知っていました。 本当に何気なく本屋で手に取ってペラペラと見ているうちに……。 恥ずかしながらドップリはまってしまいました……。 ご存知の方も多いと思いますが…

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

もうここまで来たら、とことん村上春樹氏の小説を 紹介することに勝手に腹をくくりました。 といっても、紹介したいものはあとわずかなのですが……。 この小説は、氏の小説の中でも自分が一番お気に入りの小説です。 この小説を読んで、氏が自分の好きな作家…

スプートニクの恋人

村上春樹氏の書く、恋愛小説ってラストシーンまでは 急展開でスピード感があったり、緩んだりして あっちゃこっちゃに揺さぶられるような感覚になるのですが ラストシーンはゆったりと流れていて 妙に落ち着いた気持ちになります。 この小説は特にラストシー…

パン屋再襲撃

もの凄いタイトルですが、村上春樹氏の短編集です。 最初に収められている作品のタイトルが この本のタイトルでもある「パン屋再襲撃」なのですが 結構、激しいお話です。 なにせ、本当に夫婦で散弾銃を持ってパン屋を襲うために 深夜に車で東京中をうろつく…

ねじまき鳥の探し方―村上春樹の種あかし

解説本というと一つのジャンルになっている程 たくさんの本が出ているんですね。この本は村上春樹氏の小説に関する解説本です。 何となく勢いで買ってしまった感じですが……。 少し読んでみて、多くの村上作品に共通する点を 再確認することができました。例…

ナチュラル派のためのネコに手づくりごはん

いきなり今までとは全く違うジャンルの本を紹介しましたが 今回は本の紹介というよりは著者の紹介です。 著者の須崎先生は日本で唯一の往診専門の獣医さんなんです。 しかも、手術もしませんし、薬も使いません。 食事を中心としたケアでペットの病気を治し…

RESOLVE 自分を変える最新心理テクニック

NLP(神経原語プログラミング)をベースにして 更に深く突っ込んだワークを数多く紹介して実践例も解説しています。 ただし、NLPという言葉すら知らないという人には この本はちょっと難しいかもしれません。 心理学が好きで勉強されているなら大丈夫…

神女(シャーマン)誕生  285

タイトルからして怪しい本ですよね……。 シャーマンというタイトルですから、何か不思議な世界の ことについて、いろいろ書いているのかと思いきや、 一人の女性が人生の天命としてシャーマンになることを 悩みながらも受け入れていくという話なのです。 そし…

中国行きのスロウ・ボート

小説家にも短編の方が良い人と 長編の方が良い人がいると思います。 自分の好みだけで言うと、 村上春樹氏は長編の方が良いように思います。 なぜかと聞かれても、具体的な理由を言うことができませんが なんとなく村上ワールドが充分に展開される前にプツリ…

11分間

この書評でも、ずっと前に紹介した『アルケミスト』という本と同じ著者の小説です。 2003年の世界ナンバー1ベストセラーだそうで、世界中で読まれている本です。 表紙は見て分かる通り、女性が裸で寝ている絵ですが、帯の 「愛がなければ、私は無に等し…

儲かる会社はNewsづくりが上手い

小さな会社でもマスメディアに取り上げられると もの凄い反響があることを多くの人が分かってきて こうした本も何種類か出されています。 これまでに読んだマスコミ対策本の中では一番面白かった本です。 面白いだけでなく、実際に使える本だと思います。 特…

単なる知り合いが顧客に変わる本

自分が人見知りをすることもあって、 たまにこういった本が読みたくなります。 しかし、この手の本によく書いてある あなたの知り合いが100人いて、その知り合いに100人の知り合いがいれば あなたは、すでに10000人の見込み客がいることになる と…

神の子どもたちはみな踊る

これは村上春樹氏が阪神淡路大震災の後に 書き下ろした短編を集めた短編集です。 どの物語にも必ず地震に関するエピソードが 出てくるようになっています。 今までもいくつか村上氏の短編集を読みましたが この短編集には、なごめる作品が収められていると思…

羊をめぐる冒険

もう自分でもいい加減にしたいのですが どうにもこうにも止める事ができません……。 ビジネス書を読む時間の何倍もの時間を村上春樹氏の 小説を読む時間に使ってしまっています。 この物語は村上氏のデビュー作である『風の歌を聴け』から『1973年のピンボー…

いい商品は、他人に売らせなさい!

健康と言うといまや、「あるある大辞典」や「思いっきりテレビ」 などの情報番組が、世の中のイニシアチブを取ってしまっています。 先進国にあって健康産業は今後も有望な産業であることは 間違いのないことですが、今はマスコミの情報に踊らされすぎている…

ラスベガス 黄金の集客力

もともと砂漠で何もなかった場所に一大リゾートを築きあげ そして、長年に渡ってアメリカはおろか世界中から観光客を 集めているラスベガスの集客力について、多方面から分析した本です。 装丁もラスベガスにふさわしく、黄金できらびやかな仕上がりになって…

よく「遊ぶ人」ほど成功できる あなたの夢を実現させる「脳」の使い

タイトルだけを見ると勘違いされそうな本だと思います。 著者は“口ぐせ”というキーワードで何冊か本を出されていて どの本も明るい気持ちにさせてくれて前向きになれるパワーをもらえる本です。 この本も今までの本と同じように、パワーを与えてもらえる本で…

ビジネスに生かすギャンブルの鉄則

ギャンブルも投資も、そして人生においても 大切なのは、自分なりの哲学を持っているかどうか…… ではないかと思います。 そして、もう一つ大切なのはその哲学を守る意志の強さと 変える柔軟さのバランスではないでしょうか? 自分は、そんなにギャンブルにの…

レキシントンの幽霊

最近、ビジネス書ばかりでなくこういった小説を 読む時間が増えているのですが、少し感じるところがあります。 もともと小説が好きな人からすると ものすごく当たり前のことなのかもしれませんが 文学作品を読んでいると、イメージする力が自然と鍛えられる…

禅に学ぶ人生の智恵

たまたま古本屋で見つけて衝動買いしてしまった本です。 著者の方についても全く知識がなく なんとなく買ったのですが、アマゾンで調べてみてビックリ! とてもたくさんの著作を残されています。 ほとんどが禅をテーマにした本で、全部で100冊以上あるよ…

超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・

東海地区では有名なメガネを売っている「モンキーフリップ」 という会社の社長が書かれた本です。 会社の立ち上げから今日に至るまでに経験された失敗や成功を 隠すことなく語りながら、小さくて無名の会社でも、 ブランドになりえるということを実証してい…

営業のトッププロが教える「その一言」で相手の気持ちを動かす技術 

営業をしている人なら、必ず一度くらいは 何か絶対に契約に結びつける事ができるような 魔法のキラーフレーズがあったらいいのに……と 思ったことがあるのではないでしょうか? 実際には、そんなに都合の良い魔法のフレーズなど存在しないのですが その気持ち…

D・カーネギー夫人のビジネスマンの妻が読む本

この本は『人を動かす』や『道は開ける』といった 名著の作者であるデールカーネギー氏の妻であった ドロシーカーネギー氏が残した本です。 タイトルがズバリ内容を表していますが 妻として、夫を支え愛にあふれた幸せな家庭を築くために 必要なことが具体的…

国境の南、太陽の西

またまたまたまた、村上春樹氏です。 一体、どれだけ読むねん! と突っ込まないでください。 本当にはまっています。心ゆくまではまろうと思ってます。 それにしても、村上春樹氏の小説に出てくる人って 本当にお金に困ってない人ばっかりですね。 まあ、そ…

回転木馬のデッド・ヒート

またまた出ました。村上春樹作品です。 本当にかなり最近はまっています。 この作品は小説ではなく、短編集になっています。 それも小説ではないというのは、 もともと世に出すつもりはなかったけれども 実際に村上春樹氏が聞いた話の中で 何かどこかでつな…

フォーカス―市場支配の絶対条件

時代によって経営手法や商品、マーケティングやマネジメントなどの トレンドは時々刻々変化していきますよね。 ファッションと同じように循環しながら変化するものもあれば それに比べるともう少し直線的に変化をするものもあると思います。 どちらにしても…

ぼちぼちいこか!1億円

ついにというか、ようやくというか何と表現して良いのか 適当な表現が見つからないのですが、 自分が直接お会いして、個人的にお世話になっている人から著者が生まれました。 関西のゴッドマザー、またの名をエナジーマザーさんも執筆陣の一人なのです! そ…

ケンカ哲学

糸山英太郎氏については、この本で初めて知りました。 資産の額もはんぱじゃないですが、やってこられたことは 本当に目を見張るばかりの内容ですし、驚かされっぱなしでした。 本当に豪快で真っ直ぐな人柄が、この本からも溢れ出ていました。 本のタイトル…

利益重視型マーケティングBRM

日本の人口が減っていくというのは動かしがたい事実ですし、 よほど大きなことがない限り人口が増えることはないでしょう。 こういった動きは、何年も前から分かっていることで 同時に社会構造上で大きな変化をもたらすことも分かっていることです。 こうし…