単なる知り合いが顧客に変わる本

pioneern2004-11-09

自分が人見知りをすることもあって、
たまにこういった本が読みたくなります。
しかし、この手の本によく書いてある
あなたの知り合いが100人いて、その知り合いに100人の知り合いがいれば
あなたは、すでに10000人の見込み客がいることになる
というものを見た瞬間に「またか……」と思ってしまうのです。


この本でも250×250の法則ってのが出てきます。
大切なのは自分が誰を知っているかではなく、
知り合いが誰を知っているかということを言っています。
確かに、そう言われれば自分も人脈を広げる上で
大変お世話になっているのは、一人か二人です。
でも、その方が非常に広い人脈を持っていれば、細かく一人一人につなげるより
ターミナルポイントを押さえる事で一気に人脈は広がります。


そうして広げた人脈を維持するのは
一転して個人的な一対一の関係を築いていく必要があります。
この本でも、そうした方法について書かれています。
一気に広げて、特にポイントとなる人を中心に計画的に
ケアし続けるという考え方は、子供の頃に友達ができるプロセスと同じだと思います。
学校という新しい環境に入って、特定の友達と親しくなり
それぞれの友達とも親しくなっていく……。
でも、大人になりビジネスやお金が絡んでくると
難しく考えすぎてしまうのかもしれませんね。


こうした人脈を広げる上での原則を思い出させてくれる本でした。