ユダヤ人の頭のなか

pioneern2004-09-22

ユダヤ人」という言葉が使われている本も
最近、たくさん見かけるようになりましたし
自分も何冊か読みました。
しかし、この本はそういった本やユダヤ人に対する
日本人の見方に警鐘を鳴らしています。
著者はユダヤ人で日本人と結婚されて、アメリカで
暮らしているそうです。
そして、作られたユダヤ人へのイメージを払拭して
本当のユダヤ人の素晴らしさや、価値観を伝えようとして
この本を書かれたそうです。


今まで読んだ、いわゆるユダヤ本とは少し違うテイストを醸し出しています。
ユダヤ人の本というと、お金持ちとか世界を裏側で操っている
というイメージの本ばかりでした。
しかし、この本はそういった面よりも、ユダヤ人がマイノリティとして、
生き残るために実践してきた独特の脳の使い方(思考方法)に焦点を合わせています。
半分くらいは、そうした思考を訓練するための練習問題にもなっています。


とりあえず、日本人という世界のマイノリティとして
世界を相手に堂々と渡り合える脳を鍛えるために読むべき本です。