天使と悪魔

pioneern2004-09-13

たま〜に紹介する小説なのですが、
ちょっと前に同じ著者の『ダヴィンチコード』が
ものすごく面白い作品だったので、その前に書かれた
この作品も読みたくなって買いました。
出てくる主人公はダヴィンチコードと同じロバート・ラングトンという
ハーバード大学の宗教象徴学者で45歳独身の大学教授です。
突拍子もないような物理学の難しい話が
じゃんじゃん出てきますが、それでも楽しんで読むことができます。
小説は内容を書くとネタバレしてしまうので
内容は書きませんが、宗教と科学の対立の歴史や
キリスト教とその社会の常識を知ることができます。
自分は日本人として生まれてきて
宗教に興味もなく意識的な関わりも薄いので、こういった社会通念が
ヨーロッパやアメリカではまかり通っているのだと知って
日本独自の自由さを意識することができますよ。
科学と宗教にはここまで根深い対立の歴史があったんですね……。
著者の科学的な知識と宗教的な知識には本当に驚かされます。
ストーリーは……。う〜書きたい。
上下巻ありますが、是非とも読んでみてください!!
面白い上に、いろいろ勉強になりますよ〜!!


【天使と悪魔 (下)】