エモーションマーケティング―「感情」こそが生涯顧客をつかむ

pioneern2004-09-05

もう知る人ぞ知るというより、常識となってしまった
感情をベースにしたマーケティングについての本です。
復習の意味を込めて読んでみました。
アメリカのホールマーク社が開発したエモーションマーケティング
実践手法であるバリュースターについて詳しく書かれています。
エモーションマーケティングを実践する際に必要な価値を
エクイティ、経験的価値、時間・労力的、価値金銭的価値、商品価値の5つに
分けて、それぞれがいかにエモーションマーケティング必要かを説明しています。
この5つの価値を頂点に描かれた図が「バリュースターモデル」というものです。
それぞれの価値についてチェックができるようになっています。
その上で、顧客との関係性をどのように保っていくかということに
ついて説明しています。インターネットについてもここでふれています。
そして、それを支える重要な要素の一つである従業員のロイヤリティを上げる
ノウハウについて説明しています。
ブランドを構築して、それを維持していくということに関して
エモーションマーケティングを一般的に使うことは、とりあえず一通り説明してあります。
最後には、バリュースターモデルを使って自社の企業価値
チェックできるようになっています。