101人の起業物語彼らはなぜ成功したのか?

pioneern2004-09-04

この本は装丁がアメリカのペーパーバックみたいな感じになっています。
そのせいなのか、内容が新聞の連載をまとめたものだからかは
分かりませんが、価格的には1000円とお買い得になっています。
これが普通の装丁だったら、1500円くらいするんでしょうか。
内容は、起業してきた人達が起業する前は、どんなことをしていて
どんな、起業するきっかけになった出来事や出会いがあって
起業してすぐに迎えた危機や最大のピンチをどのように乗り越え
今後の展望はどんなものなのかということをまとめたものです。
もちろん起業のヒントになることも多く書かれています。
この本のコンセプトが“成功の法則などない。あるのは成功の実例だけだ”という
ことなので、それぞれの状況に応じた実際の事例を中心に進んでいきます。
そして、章ごとにまとめがあり、若干の解説が入っています。
非常に分かりやすく、具体例が多いので目的を明確にして読めば
いろいろ気付きや学びが得られると思います。
この本は、起業したいという夢を持っている人には
非常にエッセンスの詰まった本だと思います。
安い本ですし、一読の価値はあると思います。

ただ、なぜかところどころに英語が散りばめられていて
読みにくいと感じる方もいるかもしれませんね……。