マーケティング22の法則―売れるもマーケ当たるもマーケ

pioneern2004-08-25

この本は、初版の出版が1994年なので、今からちょうど10年前の本です。
著者は二人とも有名な方で、何冊も本を出されています。
マーケティング22の法則というタイトルを見て、
そんなに法則があるのかな? と思っていましたが
原則的な法則と、それに付随する法則や
時間の経過と共に変化していく法則などに分かれています。
タイトルがマーケティング22の法則なので、マーケティングが中心ですが
内容的にはマーケティングブランディングが混ざっているように思います。
なので、大きく分けると2つの法則になるのではないでしょうか?
この本で一番、残ったフレーズは
マーケターにとってマーケティングとは顧客の知覚のシェアを奪う戦争である
というフレーズです。(多少変えていますが……)
この、知覚のシェアを取るために
いかにして、自社や自社の商品のポジションを定めて、その一点に集中し
一気にシェアを広げて独占するかというのが、つまるところ、この本の要旨です。
ブランド名や商品は10年前なので、すでに今は存在しないもの(DECとか……)も
ありますが、とても読みやすい本なので、是非とも
マーケティング初級の本ということで、読んでみてはどうでしょうか?