人生の目的が見つかる魔法の杖

pioneern2004-07-10

自分は若い頃にあることがきっかけで人生や生きることについて
「何か特別なことがあって生きているのではなく、生きているから何かをするものなのだ。」と考えていた。
この本でも人生の目的は見つけたり、勝手に見つかったりするものではなく感じるものだと書いている。
先日紹介した小阪先生の「天職の作法」と通じるところもある。
とは言いつつも、フっと自分の人生の目的について迷いが出ることもある。
これから、そんなことがあったらこの本に書いていたことを思い出して対処したい。
脳は人という自然界での弱者を生き残らせるために、危険を察知して事前に
避けることができるようにプログラミングされてきた。
そのせいで、過去の記憶に行動を左右されることが多くなる。
だから、成功体験は非常に重要なのだとのこと。
しかし、成功体験が少なくてもこの本を読めば、どうすればいいのかヒントはもらえるはず。
結局、人生の目標なんてないのだから、それを感じる力をつければいいだけなのだ。

とりあえず、前向きな気持ちにで頑張っていることに疲れたら
思いっきり力を抜いてダラけてみるのもいいかもしれない。
両極端なパワーを発散することで、何か新しい発見があるかもしれないし
今までの自分をきちんと評価してあげることができるかもしれない。
とりあえず、力を抜いてゆっくり自分を振り返りながら素直な気持ちで読んで欲しい本。
もちろんお薦め。