超絶

pioneern2004-06-08

著者である桜井氏は、麻雀の世界では知らない人がいないというくらいの有名人。
別に麻雀に興味があるわけではないし、麻雀をすることはないが
勝負に賭ける男の生き様を見ることができる本だった。
たかが麻雀、されど麻雀。どんな分野でも突き詰めていけば「道」がある。
勝負には時の運もある。しかし、桜井氏は運があるとか、ないといったところではなく
むしろ、もっと根源的に自分をコントロールし、勝つ流れを引き寄せることに徹底する姿勢について語っている。
目先の勝負にとらわれず、心の流れを読み勝負の流れを引き寄せる。
これができれば、負けない勝負ができると説いている。
この本からは、とても熱くて泥臭い男の生き様を感じることができた。
たかが、麻雀の打ち方の本と侮るべからず。