世界を変えるお金の使い方

pioneern2005-01-10

この本を始めて本屋で見た時は「へ〜」の連続でした。
しばらくして、神田昌典先生が自身のBlogで紹介されているのを見て
あらためて、もう一度本を見ると別の気付きがありました。


この本は100円から始まって1兆円に至るまで、
あらゆる額のお金で世界を動かしたり、
世界中の人々に貢献できることを教えてくれます。
100円だと1本の木を植樹することで……
1兆円規模だと世界中の子供達に初等教育を受けさせることまで……


この本が面白いのは、単にこうしたことをたくさん
紹介しているからというだけではありません。
こういった事例(光)を紹介しつつ、
もう一つ別のお金の使われ方(闇)を紹介しているのです。
大きな金額になればなるほど、その金額がどういった使われ方(闇)を
されているかという部分を読むと、少し悲しくなってきます。
日本の広告費の1週間分を削れば、こんなことができるのか……
世界の軍事費を3日分削れば、こんな世界貢献ができるんだな……
理想論でしかないのは分かっていますが
こうした思いを掻き立ててくれる良い本だと思います。


書店で見つけたら、サッとでいいので読んでみてください。