自己発見の瞬間―成功の扉をひらく27章

pioneern2004-10-16

著者の小笹氏といえば、おなじみの元リクルートで起業されたというパターンの方です。
現在はリンクアンドモチベーションという会社を経営されています。
神田昌典先生との対談テープも有名で、とても内容のある良いテープだったように思います。


この本は、小笹氏の書かれた本の中では比較的古い本ですが
たまたま、古本屋で見つけたので買ってしまいました。
ほとんどが自分で考えて書き込む形式になっています。
27つの章に分かれているのですが
時間、固定観念、自己責任に始まって
やってきたこと、やりたいこと、できることを元にして
自分のストーリー(自伝)を作ったり
そこから良い部分をどんどん拾っていくような形になっています。
そして、未来に対して計画を立てて決断を下し
おそらく訪れるであろう失敗に対しても予防線を張っておくという慎重ぶりです。


こうして分けられた各章のテーマをきちんと捉えて
書いてゆけば、おのずと自分が何をなすべきかが分かり
前に進む準備が整うようにできています。
ただ、全部をこなすには時間がかかるかもしれません。
なので、特に学生の方や仕事を辞めたばかりの方に勧めたいと思います。