預金封鎖―「統制経済」へ向かう日本

pioneern2004-08-16

日本という国は豊かで教育水準が高いはずなのに
義務教育はもちろん、高校でも大学でも
本当の経済の見方を教えてくれるところが非常に少ないと思います。
金持ち父さんシリーズを読むと世界一の経済大国でも、そうなのでかもしれませんが
毎日報道されている情報の見方さえ、教えてもらおうともせず、
理解もしないまま、生きている人が多いように思います。
そういう自分も読書で、こういった本を読むまでは、経済について
全く無知だということに気付く事もありませんでしたし、
情報として流れてくる数字を意識する事もありませんでした。
少し前の日経新聞の宣伝で「経済の止まらない日はない」というコピーがありました。
しかし、経済の流れは目には見えません。
そうは言っても、経済は毎日動いていますし、その情報や情報の扱い方も確実に進歩しています。
それを知らずに、ただ単にとりあえず安心だからという理由で勉強せずにいることが
どれだけのリスクを抱える事になるのかということを
少しでも、理解するためにこういった本を読んで勉強する事は意味のあることだと思います。
内容については賛否両論あって、自分も預金封鎖はないと思っていますが
これくらいインパクトがある方が、何かのきっかけになるのかもしれません。
この本でなくてもいいとは思いますが、新札がもう少しで発行されますし
この本には、そのことについても触れていますので、それを機会に読んでみてはどうでしょうか?

ちなみに実践編と言う続編も出ているので2冊合わせてどうぞ。
【預金封鎖 実践対策編―資産を守り抜く技術】

2冊も読むのが苦手だと言うかたはムック本も出ていますよ。
【預金封鎖に勝つ資産運用 別冊宝島】