本当の力が目覚める魔法のコーチング    135

pioneern2004-06-16

コーチングに関して非常に分かりやすくポイントをまとめて書かれた本。
物語仕立てになっていて、あるコーチンセミナーに5人の登場人物がやってくるというところから始まる。
部下の問題(マネージャー)、子供の問題(親)、チームワークの問題(病院の看護部長)、生徒の問題(教師)
会社経営の問題(社長)という解決したい問題を抱えた5人の生徒とトニーという講師の6人で話は進む。
表面的には関係のないように見えるこれらの状況で、最高のパフォーマンスを得られるように
手助けをする(コーチング)手法を5人は学んでいく。
一通り学んだ後は、3ヵ月後に状況がどのように変わったのかを報告するためにもう一度5人は集まる。
そこで、成果を発表しあうという物語になっている。
ここで書かれていることは非常にシンプルで、すぐにやってみようと思わせるものばかりだった。
自分は他人に使うというよりは、自分自身へのコーチングを意識して読んでいたので、得られる気付きがかなり多かった。
また、5人の抱えている状況が、それぞれ違うことで、誰にとっても参考になる事例が入っており
自分の状況に一番近い人に注目して読めば、すぐに実践しやすい作りになっている。
とても、面白くためになるコーチングの本なので、お薦め!

著者は他にも素晴らしい本【ディズニー7つの法則】を出している。こちらもお薦め!