ゲームで知る客観的視点

pioneern2004-03-07

今日は、ある所でキャッシュフローゲームをしてきた。
ゲームの前のあるセッションで
いつもならゲームだと思ってしまっているところを本気にさせられた。
しかし、本気になりつつ冷静に本気になっている自分を
観察することで非常に学びになるゲームができた。
ゲームといえども奥が深い……。

架空の職場の話を通してなぜ仕事のスピードと量についていけなくなるか?について解決法を示している。

話の中では、あるゲームを通じてその原因を突き止めていくのだが
普段の仕事であれば、個人のいろいろな感情が噴出するために議論の方向性が飛んで
客観的に原因の本質を突き止めることは難しくなることが多い……というのは誰でも身に覚えがあると思う。
最悪の場合、個人的な中傷や犯人探しになり、誰かがつるし上げられるのがオチになったりすることもあるだろう。

そこで、ゲームという仕事とは何の繋がりもないように見えるところから、
プロジェクトに潜む落とし穴を見つけ出すというところに大きな学びがあった。
ゲームを通して疑似体験をすることで客観的な視点を全員で共有しやすくなるのかもしれない。
そして客観的に見れるからこそ問題の本質を全員で冷静に分析できるのだろう。
この本こそ「読む」より「する」本だ。