ビジネスを成功に導く「4+2」の公式

pioneern2005-02-06

この本はアメリカの160社の企業について
10年間に渡って勝ち組企業であるためには
一体、何が重要なのかについて調べて書かれたビジネスレポートです。


とかく、いろいろな難しい理論が本として毎日のように出版されています。
しかし、調べてみて分かったことは4つの要素
・戦略
・業務
・文化
・組織
が、そろって秀でていることだそうです。
例えば、戦略においてもどの戦略を選ぶかは問題ではなく
選んだ戦略を徹底できているかどうかと、すぐにその戦略を転換し
その転換した戦略を徹底できるかということが重要だそうです。


普通に考えたら、ちょっと意外な事実やビジネスで常識だと思っていたことが
実は、勝ち組企業になるための障害になることがあることも分かります。
また、統計データも紹介されていて、これまた以外なデータもありますので
マネジメントや経営関係の本をたくさん読まれている方には
別の角度からの視点を与えてくれる面白い本だと思います。


あと、自己啓発系の本が好きな方は会社の経営を自分の人生に
置換えて、この本を読むと面白いかもしれません。
とりあえず、ビジネスマンにはお薦めの本です。