考える技術

pioneern2005-01-03

明けましておめでとうございます。
ボチボチ適当なペースで書評を書いていきたいと思います。
たまに覗いてやってください。

この本、ほんまによかったです。
大前研一氏の本は、1年に何冊も出版されるのですが
出される本ごとにテーマが変わって興味深く読んでいます。
ただ、そんな中でも今回の本は、
日本を代表するコンサルタンである大前研一氏の考え方の根本を
知ることができるし、とても学びになる点の多い本でした。


論理思考を通して事実を客観的に捉えて問題の本質を鋭く突く
と言えば、聞こえはいいですが、これを実践するために
事実を拾い集めるフィールドワークや現場でのインタビュー
そして、その問題を根本的に解決する方策と具体的な計画、人員配置までを
提案していく過程とその中での思考方法を余すところ無く
本人が解説してくれている、このような本は他の人には、なかなか出せるものじゃないと思います。

小説も中身を書くのは避けていましたが
この本も、とりあえず読んで欲しいと思う本なので
これ以上、中身については書くのを控えます。
興味の湧いた方は是非ともご一読を……!