「バカ売れ」の法則

pioneern2004-08-29

正直に言って、この本はカバーを見ただけで
「なんじゃこりゃ!?」と思ってしまい、遠ざけていました。
だって、本当に強烈でしょ!?
それでも一応気になって買ってしまい本棚にはあったのですが……。
始めにさらっと目を通した時は、単なるアンチエモーショナルマーケティング
だなという印象しか感じなかったのですが
もう一度読んでみると、カバーのデザインに反して非常に真面目な本でした。
著者が苦労してこられた経験をプラスに転化して
そこから得た学びをこれでもか! というくらいに
惜しみなく披露してくれています。
それを一言で言うと、著者の人生でマイナス面をプラスに変えるために
考えてきたプロセスとそれを支えてきた信条だと思います。
人生を真面目に生きてこられたからこそ、導き出された
成功へのステップを真面目に厳しく見つめているのでしょう。
そして、非常に苦労した経験に裏打ちされたものというのは
それだけで共感を得やすいのかもしれません。
この本の売れるためのステップも重要だと思いますし
実践しないと結果はでないでしょう。
しかし、その裏にある著者の思いを少しでも感じることが
できれば、もっと深みを増した学びを得る事ができるように思います。